APKファイルでAndroidアプリを配布
Google Play経由ではなく独自配布をするケースではAPKファイルをWebサイトなどで配布し、インストールします。 (ここではAzureを例にして)クラウドストレージからダウンロードしてインストールする方法を紹介します。
アプリのビルドはAndroidアプリのビルドを参照してください。
ビルドしたアプリのダウンロード
Azureを利用した例としてAzure Blob Storageを利用します。
リソースに対してベーシック認証をかける機能はありませんが、Shared Access Signatureという機能を使って一定期間で無効となるURLを発行できます。 詳細はMicrosoft Docs: Azure Storage: Shared Access Signatures (SAS) でデータの制限付きアクセスを付与するを参照してください。
- Azure Blob Storageにて、対象のリソースで右クリックして「Shared Access Signatureの取得」を選択
- 公開時間、アクセス権限などを設定
- URLが発行されるので、テスターにURLを通知
- テスターはAndroidデバイスでAPKファイルをダウンロード
- デバイスでダウンロードしたAPKファイルをインストール
ダウンロードしたAPKファイルをファイルアプリなどで開くとインストールできます。
デバイスへのインストール
デバイスのファイルアプリでダウンロードしたAPKファイルをタップすると、以下が表示されるので許可します。なお、不明なアプリのインストールについてはOSバージョンごとに手順が異なります。
- 「インストール」をタップします。
- Playプロテクトにブロックされたら、「インストールする」をタップします。
- アプリがインストールできたら、「開く」をタップします。