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エミュレータ/シミュレータの作成

Androidエミュレータ/iOSシミュレータの作成手順です。

Androidエミュレータ

Androidはエミュレータの構成から作成する必要があるため、複数人でテストを実施する場合は要注意です。エミュレータの構成をメンバー全員で共有しておかないと、誤った環境でテストを進めてしまい、手戻りに繋がる可能性が高くなると考えています。

プロファイルの作成と共有

この作業は、開発メンバーのうち1名だけが行います。

  1. 仮想デバイス作成画面を開く

    Android Studio > AVD Manager > Create Virtual Device...
  2. New Hardware Profileをクリックし、プロファイル作成画面を開く

  3. テスト対象のプロファイルに従い、入力する

  4. Finishをクリックし、プロファイル作成完了

  5. 仮想デバイス作成画面で、作成したプロファイルを右クリックからExportを選択し、xmlファイルとしてエクスポートする

  6. テストに必要な構成分、2~5を繰り返す

  7. エクスポートしたプロファイルをチーム全員が参照できる場所に格納し、共有する

プロファイルのインポート

この作業は、上述のプロファイル作成者以外のテスト実施メンバーが行います。

  1. 仮想デバイス作成画面を開く

    Android Studio > AVD Manager > Create Virtual Device...
  2. Import Hardware Profilesをクリックする

  3. 共有されたプロファイルを選択(複数選択可)する

  4. OKをクリックし、インポート完了

備考

プロファイルにOSバージョンは含まれません。そのため、必要に応じて作成/インポートしたプロファイルを元にOSバージョンごとのエミュレータ環境を作成してください。

エミュレータの作成

この作業は、すべてのテスト実施メンバーが行います。

  1. 仮想デバイス作成画面を開く

    Android Studio > AVD Manager > Create Virtual Device...
  2. テスト対象のプロファイルを選択し、Nextをクリックする

  3. もしテスト対象のOSバージョンがダウンロードできてなければ、ダウンロードする

  4. テスト対象のOSバージョンを選択し、Nextをクリックする

  5. Finishをクリックし、作成完了

iOSシミュレータ

iOSAndroidと違い、プロファイルを作成する必要がありません。以降の作業は、すべてのテスト実施メンバーが行います。

OSバージョンのダウンロード

テスト対象のOSバージョンが不足している場合は、対象OSバージョンのダウンロードが必要です。

  1. シミュレータのOS一覧画面を開く

    Xcode > Preference > Components
  2. 必要なOSを選択し、ダウンロードする

シミュレータの作成

  1. Xcodeで開発プロジェクトを開く
  2. 画面上部に表示されている機種名をクリックする
  3. Add Additional Simulatorsをクリックする
  4. 画面左下の+をクリックする
  5. テストに必要な機種とOSを選択する
  6. Createをクリックして、作成完了