Flipper
モバイルアプリ開発に使いやすいツールとして、モバイルアプリのデバッグ用プラットフォームであるFlipperを紹介します。
レイアウトやネットワークなどの様々な情報をひとつのツールで検査できます。 また、FlipperはReact Nativeを標準でサポートしているため、セットアップ後すぐにReact Nativeアプリのデバッグを開始できます。
Flipperはバージョン0.62以降のReact Nativeに対応していますが、Expo Goでアプリを起動した場合は使用できません。
インストール
インストール手順はDesktop App | Flipperを参照してください。 最新以外のバージョンはGitHubからダウンロード可能です。
全てインストールしたあと、Flipperを起動してSetup Doctorがグリーンになっていることを確認してください。
OpenSSLとWatchmanも合わせてインストールする必要があります。
Flipperを利用する
セットアップが完了したらReact NativeアプリとFlipperを起動してみましょう。
Flipperはデフォルトで8088
,8089
ポートを使用するため、Metro Bundlerのポート番号を変更している場合被らないようにしてください。
また、Metro Bundlerのポート番号を変更している場合は、起動時にポート番号を指定する必要があります。
Flipperのインストールディレクトリで以下のコマンドを実行し、Flipperを起動してください。
METRO_SERVER_PORT=<Metro Bundlerのポート番号> ./flipper
環境変数としてMETRO_SERVER_PORT
を定義すれば起動時に指定する必要はありません。
デフォルトで以下のプラグインを利用できます。
- React Native Logs
- React DevTools
- Device crash reporter
- Device logs
- Databases
- Images
- Layout Inspector
- Network
- Shared Preferences Viewer
React Native Logs
React Nativeのコンソールログが表示されます。 log-ios
やlog-android
で表示されるものと同じです。
詳細はこちらを参照してください。
React DevTools
React Developer Toolsと同等の機能を利用できます。
React Developer Toolsについてはこちらを参照してください。