操作やイベントに関する観点
ユーザ操作やイベントのテスト観点をまとめています。 それぞれのテスト観点毎の検証方法は、テスト方法にまとめています。
画面内操作
| NO | 詳細 | 観点 | 補足 | テスト方法 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | テキスト入力 | テキスト入力項目にフォーカスした時に、仕様通りの種別のキーボードが表示されること | - | B |
| 2 | テキスト入力 | テキスト入力欄に対応するラベルをタップすると、テキスト入力欄にフォーカスが移動すること | - | B |
| 3 | テキスト入力 | 入力完了後のフォーカス移動が仕様で定められている場合、入力後に仕様通りフォーカスが移動すること | - | B |
| 4 | テキスト入力 | 入力済みの項目をクリアする仕様がある場合、クリアを実行することで対象の項目がクリアされていること | - | B |
| 5 | ボタン | ボタンは、短時間にダブルタップしても押下時の処理が多重実行されないよう制御されていること（再実行可能になるまでの間は非活性となり再度押せないよう制御されていること） | - | B |
| 6 | ボタン | 非同期処理を実行するボタンの場合は、ボタンを押すと非活性状態となりローディングインジケータが表示されること | 例：ボタンを押下してHTTP APIの処理を実行し、処理が終了するまでボタンが非活性となっていること | B |
| 7 | ラジオボタン | ラジオボタンについて、仕様通りの制御がされていること | 例：複数の中から選択できるものが1つのみとなっていること | B |
| 8 | チェックボックス | チェックボックスについて、仕様通りの制御がされていること | - | B |
| 9 | 活性/非活性 | 操作を受け付けているUI部品が活性表示されていること | - | B |
| 10 | 活性/非活性 | 操作を受け付けていないUI部品が非活性表示されていること | - | B |
| 11 | 活性/非活性 | 活性状態が切り替わる条件を満たした時に、活性・非活性状態に応じて表示が切り替わること | - | B |
| 12 | 表示/非表示 | 表示/非表示が切り替わるUI部品のデフォルトの表示状態が仕様通りであること | - | B |
| 13 | 表示/非表示 | 表示/非表示が切り替わる条件を満たした時に、表示状態が切り替わること | - | B |
| 14 | アニメーション | ダイアログやモーダルウィンドウ表示時のアニメーションが仕様通りであること | - | B |
| 15 | アニメーション | リストにアイテムを追加・削除した場合のアニメーションが仕様通りであること | - | B |
| 16 | ロード | ロードを伴う操作をした場合、ロードを開始してローディングインジケータが表示されること | - | B |
| 17 | ロード | ロードが完了したらローディングインジケータが非表示になること | - | B |
| 18 | ファイルアップロード | ファイルアップロードするUI部品は、アップロード中のステータスが分かるようなUIを表示していること | 例：プログレスバー | B |
| 19 | ファイルアップロード | ファイルアップロードするUI部品は、アップロードが完了したら仕様通りの結果が表示されていること | - | B |
画面遷移
| NO | 詳細 | 観点 | 補足 | テスト方法 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 画面UI操作からの遷移 | 正常処理時の画面遷移先が仕様通りであること | - | B |
| 2 | 画面UI操作からの遷移 | 異常処理時の画面遷移先が仕様通りであること | - | B |
| 3 | 画面UI上の戻るボタン遷移 | ヘッダ上などに戻るボタンが用意されている場合、押下時の遷移先画面が仕様通りであること | 例：画面A→画面B→画面C→「戻る」ボタン→画面B | B |
| 4 | スワイプで戻る機能による遷移 | スワイプで戻る機能が有効な場合、スワイプで戻った時の遷移先画面が仕様通りであること | iOS特有の観点 | B |
| 5 | スワイプで戻る機能による遷移 | スワイプで戻る機能を無効にしている場合、スワイプ操作をしても画面遷移しないこと | iOS特有の観点 | B |
| 6 | 物理または仮想Backキーによる遷移 | 物理Backキーまたはナビゲーションバー内の仮想Backキー押下後の遷移先画面が仕様通りであること | Android端末特有の観点 | B |
| 7 | 戻った後の再遷移 | 戻る操作を行った後に同じ画面に再度遷移した場合に、多重実行されると問題のある初期処理が再実行されないこと | 例：イベントリスナの多重登録 | B |
| 8 | アニメーション | 画面遷移時のアニメーションが仕様通りであること | - | B |
一覧表示項目
| NO | 詳細 | 観点 | 補足 | テスト方法 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | リスト表示 | 表示されたデータのソート順を変更する機能が存在する場合、実行すると指定されたソート順にデータがソートされて表示されること | - | B |
| 2 | リスト表示 | 表示データの件数が一覧の表示可能件数を超えた場合、ページングまたはスクロールによる自動追加読込み（無限スクロール）等によって続きが表示できること | - | B |
エラーハンドリング・ログ出力
| NO | 詳細 | 観点 | 補足 | テスト方法 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | メッセージ | エラー発生時のエラーメッセージが仕様通りの内容となっていること | - | B |
| 2 | メッセージ | バリデーションの結果、エラー条件に該当した場合、該当する箇所へ仕様通りのエラーメッセージが表示されていること | - | B |
| 3 | ユーザ操作 | ユーザ操作に伴う処理中にエラーが発生した場合、ログの内容が仕様通りであること | - | B |
| 4 | ユーザ操作 | ユーザ操作に伴う処理中にエラーが発生した場合、仕様通りエラーの内容や取るべきアクションがユーザに伝わるように通知されていること | - | B |
| 5 | ユーザ操作 | ユーザ操作に伴う処理中にエラーが発生した後、再実行が可能な場合はボタン等の非活性状態が解除されていること | - | B |
| 6 | ユーザ操作 | ユーザ操作に伴う処理中に正常系のログ出力が設計されている場合、仕様通りにログが出力されていること | - | B |
| 7 | ユーザ操作以外のイベント処理 | 初期データ読み込みなどの処理中に正常系のログ出力が設計されている場合、仕様通りにログが出力されていること | - | B |
| 8 | ユーザ操作以外のイベント処理 | 初期データ読み込みなどの処理中にエラーが発生した場合、仕様通りにログが出力されていること | - | B |
| 9 | ユーザ操作以外のイベント処理 | 初期データ読み込みなどの処理中にエラーが発生した場合、リトライ可能な仕様であればリトライ可能なUIが提供されていること（一覧に表示する情報を取得するのに失敗した場合、WebViewに表示するページの取得に失敗した場合など） | - | B |
| 10 | ユーザ操作以外のイベント処理 | 初期データ読み込みなどの処理中に発生したエラーが後続の機能利用に影響を及ぼす場合、エラーの内容や取るべきアクションがユーザに伝わるよう仕様通りに通知されていること | - | B |