USB接続でiOS端末にインストール(Appの高度な機能)
プッシュ通知やディープリンクなど、Appの高度な機能をデバイスで動かすには無償のデベロッパアカウントではなく、Apple Developer (Enterprise) Programのライセンスが必要になります。
Appの高度な機能を利用するビルドには、ビルド環境stg
とprod
を利用します。
注記
ビルド環境など、ビルド設定の概要について理解が必要な場合はビルドを参照してください。
この目的でビルドする場合、リポジトリにコミットされているリソースだけでは不足しているので、別途以下のリソースを入手する必要があります。
- 開発用証明書
- 開発用プロビジョニングプロファイル
注記
開発用プロビジョニングプロファイルを作成する際に、インストール先とするデバイスを選択する必要があります。そのため、開発用デバイスをApple Developer (Enterprise) Programにあらかじめ登録しておく必要があります。
すでに作成されているプロビジョニングプロファイルを利用する場合、そのプロビジョニングプロファイルに関連付けられたデバイスにしかアプリをインストールできません。
危険
Apple Developer (Enterprise) Programでは、開発用デバイスはデバイス種別ごとにライセンス全体で100台までしか登録できません。Appの高度な機能をテストする場合も、基本的にはiOS端末に直接インストールするのではなく、DeployGateでアプリを配布してインストールしてください。
開発用証明書と開発用プロビジョニングプロファイルを入手したら、それぞれダブルクリックでインストールして、stg
かprod
環境でアプリを実行してください。
npm run prebuild:[stg/prod]
npm run pod-install
npm run ios -- --device "<Registered Device>"