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異なるバージョンのXcodeを共存させる

Xcode.appのファイル名を変更するだけで、Xcode 12とXcode 13など、異なるバージョンのXcodeを共存させることができます。

過去のバージョンのXcodeは、Downloads - Apple Developerからダウンロードできます。ただし、Xcodeの過去バージョンをダウンロードするには、無償のデベロッパアカウントが必要です。デベロッパアカウントを作成してあるApple IDでログインしてからダウンロードしてください。

なお、App StoreからインストールしたXcodeは自動的に最新バージョンにアップデートされます。そのため、Xcodeのバージョンを固定して開発したい場合は、上記のリンクからダウンロードしたファイルを利用することをおすすめします。

React Nativeアプリのビルドに使うコマンドラインツールを切り替える場合は、xcode-selectを利用します。

  • Xcode 11
    • アプリファイル:/Applications/Xcode11.app
    • コマンドラインツールの切替:sudo xcode-select -s /Applications/Xcode11.app/Contents/Developer
  • Xcode 12
    • アプリファイル:/Applications/Xcode12.app
    • コマンドラインツールの切替:sudo xcode-select -s /Applications/Xcode12.app/Contents/Developer
  • Xcode 13
    • アプリファイル:/Applications/Xcode13.app
    • コマンドラインツールの切替:sudo xcode-select -s /Applications/Xcode13.app/Contents/Developer
  • Xcode (App Store)
    • アプリファイル:/Applications/Xcode.app
    • コマンドラインツールの切替:sudo xcode-select -s /Applications/Xcode.app/Contents/Developer
  • 選択中のXcodeの確認
    • xcode-select -p